佐野 雅史(さの まさふみ)
所属 営業開発部 課長
勤続年数 22年
採用区分 新卒
入社までの経緯
自分の適性と向き合った結果の20年
高校三年間の自転車通学で毎日目にしていた「藤島組」。
その後、文系の短大に進学しましたが、二年間では具体的な未来図が描ききれず、これといった資格もないまま卒業を迎えてしまいました。
ただ、そこで初めて自分の適性についてじっくり考えてみたところ、浮かび上がったのが、昔から対人関係には苦労したことがなかったこと。
そこから「営業職」を選択し、藤島組に採用されました。
入社して20年以上になりますが、高校の時に毎日通り過ぎていた会社にまさかこんなに長く勤めることになるとは思いもよらず、不思議な縁を感じるとともに、短大卒業時に自分としっかり向かい合ってよかったなと思います。
入社して驚いたこと
社内外で感じる高いコミュニケーション力
一つ目は、公共工事がメインと思いきや、民間企業との取引が想像以上に多かったことです。
民間企業との取引は、公共工事以上にお客様との対話や要望理解、資料・提案への落とし込みが重要になります。
取引の多さから、藤島組の対外コミュニケーション力の高さを感じました。
二つ目は、オフィスに仕切りがない ”ワンフロア” 環境であるということ。
とても開放的な雰囲気のため、各部署と連携がしやすく、加えて上長への確認もスムーズです。
これはまだ私が入社して間もない頃の話ですが、建築現場から会社まで社員みんなで走って競い合ったことがありました。この時ばかりは先輩も後輩も関係なく、私も含めてみんな本気で勝ちにいっていましたね!
今は流石にそんなイベントはありませんが、ルールに縛られ過ぎないアットホームな社風は社内の円滑なコミュニケーションの土台として、受け継がれています。
業務内容
お客様と会社の橋渡し役として
主には、「現場管理」と営業としての「総合的な業務」を担当しています。
現場管理では、実際の現場に出て調査や寸法取りを行い、受注後は各部署間に入って連携を取りながら施工完成までサポートします。
一方、総合的な業務では、まず営業としてお客様からの要望を吸い上げます。
それを整理して各部署に伝え、上がってきた資料や見積りを精査・補完しながら提案書にまとめ、受注に結びつけます。
日々対人スキルが試される大変な部署ですが、お客様と会社の、そして社内の部署間の橋渡し役として大きなやり甲斐を感じています。
業務で気をつけていること
信頼関係を築くための3つの柱
私が仕事をする上でのモットーは、日々の小さな積み重ねを大事にすることです。
具体的には、以下の3つです。
まず「一人欲をかかない」。会社のフロントに立つ以上は、お客様だけではなく、社内の調和も大切にしなければなりません。一人でやっていると奢らず、周りの協力あっての仕事だと感謝することを大切にしています。
次に「約束を守る」。私の業務は信頼関係が第一。時間を守ることからはじまり、大小問わず約束を守ることを心掛けています。
そして「相手の立場や考えを理解する」。常に相手の立場や考え方に寄り添いながら、提案・計画するように努めています。
この3つのモットーを柱に地道に少しずつ、でも確実に続けていくことが、いつか大きな信頼関係を築くことに繋がっていると信じています。
今後の抱負
周りがより気持ち良く動けるように
藤島組は社員の年齢層が幅広いので、部署によって雰囲気が異なります。
例えば建築部は私より年齢が上の方が多く、一方で土木部は私より若い方が多い。
そのため、接し方や言葉の言い回し一つをとっても、伝え方は気を遣う部分です。
会社全体でより気持ちよく仕事をしてもらうために、まだまだ対人スキルを磨いていきたいと考えています。
また、私自身が勤続年数を重ね、各部署を俯瞰できる立場になったこともあって、特に若い方の育成分野では、柔軟な考えをもって理解に努めたいと強く感じています。
若い方の仕事や会社に対する興味を育てることは、会社の財産にもなりますから。
これらの実現のためにも、より総合的な経験を積み、関係する資格の取得にも積極的にチャレンジしていきたいですね。