望月 裕太（もちづき ゆうた)
所属 第一工事部 主任
勤続年数 3年
採用区分 中途
入社までの経緯
家族との時間を大切にしたい
中途採用で藤島組に入社しました。
前職は東京の建設会社で10年、現在と同じ現場監督として工事現場を取り仕切っていましたが、残業や休日出勤も多く、家族との時間に影響が出ていることが徐々に気になるようになりました。
元々こちらの人間なのでいつかは地元で働きたいと考えていたため、結婚し子供が産まれたことを機に自分の働き方を見つめ直し、Uターンを決めました。
面接では社長をはじめ経営に関わる皆さんとお会いし、前職での経験や待遇、不安要素や要望等から私の今後の人生設計までを真摯に聞いていただきました。
なかなか初対面では踏み込みにくい内容であっても丁寧に対応していただけたことがとても有難く、まだ入社前ながら、あの時点から既に会社との信頼関係が作られ始めたと思っています。
入社して驚いたこと
社員ファーストの環境
前述の通り、労働環境を改善したくて転職したのですが、同じ建設業界からの転職であった分、そこまで大きな変化を求められないことは承知していました。
しかし、同じ業界だからこそ、藤島組の労働環境の良さに非常に驚いています。
この仕事は自然、特に天候に影響を受けるため、どうしてもプライベートの時間にはみ出ることがあります。
その場合は代休によるケアがあり、家族との時間に充てることができるようになりました。
また、残業に対する会社の意識も明確で、仕事量を自分できちんとコントロールできれば、早く退社することも可能です。
会社の社長が直々に現場に赴き、社員や職人に声掛けして回ることも、業界的にはなかなか稀有な光景であり、そのような心の通った会社でいま働くことができているのは幸せなことと言えますね。
業務内容
お客様の意向を理解した上で調べ、考え、判断する
建設現場における工程・安全・品質・予算などの管理業務です。
具体的には、お客様や設計事務所、協力業者と打ち合わせをしながら、工事を進めるにあたっての工法の選定や建築にかかわる様々な法的項目のチェックを行います。
多岐にわたる多くの知識を必要とする大変な仕事ですが、お客様の意向を理解した上でいろいろと調べ、考え、判断した結果、お客様に納得していただける建造物が完成した時の喜びは、他の業界にはない魅力だと思います。
また、小規模な工事の場合、自分で設計をし、積算・見積もりから工事まで全てを一貫して行うこともあります。
いつも以上にお客様が身近になるこのケースは達成感もひとしおで、大会社では得ることができない経験です。
業務で気をつけていること
現場代理人としての責任と謙虚な気持ち
私の仕事は現場の管理。
現場に配属された時点で、社長に代わり、会社を代表して現場を一任されている「現場代理人」という立場になります。
会社の利益を上げるのはもちろんのこと、現場の安全や工事の品質にも責任を負うため、それなりの権限が与えられています。
しかし、だからこそ意識しているのが「天狗にならないこと」。
現場の顔になるのは私であっても、現場がクローズするまでには営業がいて、内勤のサポートがあり、そのほか様々な職種の人々の仕事があって現場は成り立ち、利益に結びついているわけです。
初めて一人で現場を任された時、失敗もたくさんしながら多くの方の協力あって無事に完工することができました。
当然完成した建造物を見て感動しましたが、何よりお客様に大変喜ばれ感謝状をいただいたことは忘れられません。
事あるごとに思い返し、謙虚な気持ちを忘れないようにしています。
今後の抱負
未来の技術者をより多く育てたい
昨今の建設業界において働き手の減少が懸念される中で、私も30代半ばとなりました。
まだまだ先輩から学ぶことも多いですが、一方では自分の知識を活かし、未来の技術者をより多く育てたいと考えています。
この業界で働きたいという、やる気のある若者なら大歓迎です。
私と同じように、現場に愛をもって対応できる人と一緒に働けることを楽しみにしています。
